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【スペイン留学】セビージャのおすすめポイント

スペイン留学を検討されている方にとって、どの都市で留学生活を送るのかは非常に重要なポイント。最初から「ここ」と行きたいところが決まっている場合はいいですが、最後まで決めきれないで迷ってしまう方も多いかもしれません。

そこで、この記事ではどの都市でスペイン留学生活を送るのがいいのか比較していき…たいのですが、残念ながら私はセビージャのみでしか留学生活をしたことがありません。ということで、比較のしようがないため、1/1です。セビージャ一択です。(我ながら潔い!)

どの都市がいいのか比較検討したい方は、より詳細かつ丁寧なポイントで解説してくれている記事がありますので、そちらをご覧ください。

hispalate.hatenablog.com

では、この記事ではいったい何をお伝えしていくのかというと、「留学先としてセビージャを推す理由」です。比較検討なんてUna mierdaで(お下品ですいません)、とにかくセビージャで留学生活をすると何がいいのかだけを書いていきます。当然、主観・独断てんこ盛りですので、その点を踏まえて読んでください。

街の大きさがちょうどよい

セビージャの人口は、2023年の INE(El Instituto Nacional de Estadística)によると約 68 万 4 千人で、スペインの都市としては第4位。1位~3位までは予想がつくかもしれませんが、首都マドリードバルセロナバレンシアの順です。つまり、いわゆる「大都市」の3つに次ぐ大きさ。

それでいて、街の中心部でもある旧市街地は結構コンパクトにまとまっています。試しに旧市街地の北の端、バルケータ(Barqueta)橋付近のバス停からスペイン広場(Plaza de España)までの徒歩ルートをGoogle Mapで調べてみても、最短47分で到達できます。

maps.app.goo.gl

街の中心部がコンパクトということは、それだけ濃度高く行動できるということ。学校が終わった後に、いったん学生寮に戻ってからEl Corte Inglés(スペインの定番デパート)で買い物をして、カフェで宿題をしてから友人たちと夜にバルでおしゃべり…なんてことも、いろいろなものが近くにひしめいているおかげで、短い時間でこなすことができます。

交じりっけなしのスペイン語が学べる

スペインに留学しようという場合、スペイン国民がスペイン語(いわゆるカスティーリャ語:カステジャーノ)のみしか話していないわけではないということを、まず知る必要があります。北はガリシア語、アストゥリアス語、バスク語を話す地域があったり、東はカタルーニャ語とその方言のバレンシア語、マジョルカ語など、いわゆる「スペイン語」と一般に言われるカスティーリャ語以外の言語を話す地域がいくつもあります。(以下、ややこしいですが「スペイン語」=「カスティーリャ語」として話を進めます)

もちろん、それらの地域も含めてすべてのスペイン国内でカスティーリャ語によるコミュニケーションが取れますので、何の心配もなく留学先の学校でカスティーリャ語を勉強して大丈夫です。

ただ、問題はそれらカスティーリャ語以外の言語の「ノイズ」が日常生活に含まれてくること。ホームステイ先のホストファミリー同志や道行く人々の会話、街中の標識や看板、地方局のテレビ番組など、カスティーリャ語以外の言語がいろいろなところに含まれてきますので、特にカスティーリャ語の初学者の場合は「あれ、なんでこの言葉、辞書に載ってないんだろう…(それはカタルーニャ語だから)」のようなことも起こってきます。

その点、セビージャはカスティーリャ語のみなので迷うことなく、日常生活の中にあふれる言葉を100%そのまま学ぶという姿勢で過ごすことができます。

「いや、ひどいアンダルース訛りがあるから、それは初学者にとっていいのか…」というツッコミは今は目をつぶっておきましょう。(笑)

スペインのスペインらしい部分が味わえる

「スペインらしい」って何でしょうか?もちろん、人それぞれいろいろありますが、「陽」と「陰」で言えば、おそらくほとんどの方が「陽」と答えるでしょう。同様に「暑い」「寒い」でいえば、「暑い」。色で言えば、青や緑よりも赤や茶色といった暖色系のものを想像される方が多いのではないでしょうか?

そんな赤茶けた大地が延々と続いていて、とにかく暑くて熱くて厚くて篤い(日本語っていろんな同音異義語あるのね…)のがセビージャです。

もう、人と人とが常に大きな声で話していて、とにかく話が長い。日陰を作るために道も狭く作られているので必然的にものすごく近づいて話をすることになる。

日陰といえば、太陽の熱を少しでも逃がすために白い壁の家が多くて、庭は建物に囲まれた中庭タイプ(Patio:パティオと言います)。

と、聞くだけでも暑苦しい感じの景色が街の雰囲気を彩っています。実際、「セビージャは独特な色を持っている(Sevilla tiene un color especial)」と言われているぐらい、スペインならではの雰囲気をこの街では味わうことができます。

日帰り観光できる魅力的な都市が周りにたくさん

セビージャ自体もたくさんの観光スポットを持っていますが、実はアンダルシア州がスペインで一番、世界遺産を持っている州なんです。そんな世界遺産のあるセビージャ自体はもちろん、そこからコルドバグラナダは日帰りで行ける距離にありますし、他にも欧州一古い都市のカディスシェリー酒で有名なへレス、ビーチや国立公園のあるウエルバ、断崖絶壁の街ロンダなど、数々の有名観光名所のある街まで長距離バスやAVE(スペインの新幹線)で日帰り観光ができます。

個人的には、お城や遺跡が好きなので、カルモナ、イタリカ、アルカラ・デ・グアダイラあたりもおススメ。

留学時は、平日は学校ですが土日にクラスメイトなどと日帰り旅行をするのもとても良い経験になります。お金もかかるので、そこはBla Bla Car(乗合タクシーアプリ)やローカルバス路線なども上手く使いながら。

最後に

というわけで、「留学先としてセビージャを推す理由」をお伝えしてきました。当然、他の都市にもそれぞれ良いポイントがあるはずですし、そもそも何をもって「良い」とするのかは人それぞれに違うと思います。最終的には留学で何を重視するのかや、ご自身の性格などによってしっかりと比較検討をしてください。

といいながら、やはりセビージャはここに挙げた以外にもさまざまな魅力にあふれた街ですので、ぜひ第一候補として検討してみてください。そして、セビージャで一生モノの素晴らしい留学体験をしていただけたら幸いです。

2度目の短期留学時に滞在した学生寮の屋上から(2019年)

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